2010年1月7日木曜日

好試合

全国高校ラグビー選手権大会の決勝戦が
東大阪の近鉄花園ラグビー場で行われ、
西のAシード、東福岡高校が優勝しました。
神奈川代表の桐蔭学園は善戦しましたが
準優勝でした。

東福岡高校は準決勝の京都成章戦でも
圧倒的な力の差を見せつけていましたが、
本当に強かったです。タレント軍団といわれている
そうですが、なるほど個々の力量が図抜けている
ように感じます。体格、身体能力が優れているのも
さることながら、プレイに対する集中力が素晴らしい。
接点への集散の早さ、攻防の強さ上手さ。
そしてプレイを継続する意思の強さ。
15人の動きが一つの生き物のように有機的に連携し
活動する様は見ていて誠に気持ちが良かったです。

対する桐蔭学園も、フォワードの平均体重差10kgを
苦にしないで互角に渡り合いました。気持ちの入った
タックルで再三ターンオーバーを見せましたので、
実際の点差ほど一方的な展開ではありませんでした。

点数の上では、東福岡の圧勝と申せましょうが、
桐蔭学園の最後まで途切れなかった闘志によって
決勝戦らしい好試合となりました。両校とも二年生が
多いということなので、来年も楽しみです。

それにしても、近年の傾向とはいえ、フォワードも
走れないといけませんし、バックスでも人に強くないと
いけませんし、高い身体能力が求められていますね。
見ている方は楽しいですけれど。

旧暦〔霜月廿三日 十二月節小寒〕

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