2010年3月28日日曜日

横川の小聖 西塔の武蔵坊


比叡山延暦寺の根本中堂を、
文殊楼に続く石段の上から見たところです。
切手の絵柄にもなった構図であります。

いつ参りましても、御燈明の油煙と
お香の煙で堂内は霞んで見えます。

仰ぎ見るのが大寺の構造と思いますが、
こちらばかりは下へ下へと気を向かせる
珍しい造りです。


下界は桜が咲き始めましたが、
さすがにお山は今が梅の見頃でした。

それでも四十雀の力強い声があちこちで
聞かれ、春の訪れを感じました。

旧暦〔如月十三日 二月中春分〕

2 件のコメント:

  1. 梅の花、いい感じに撮れてますね。

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  2. 太郎冠者さん、有難うございます。
    梅は枝が錯綜してますから、
    写真を撮るのが難しいです。

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