大鴨脚樹(おおいちょう)
別當公曉(べっとうくぎょう)のかくれしと
歴史にあるは此蔭(このかげ)よ」
鉄道唱歌の七番に歌われた鶴岡八幡宮の
大銀杏が根元から折れて倒れたそうです。
鎌倉の鶴岡八幡宮へは一度しか
訪れたことがありませんが、その時に見た
石段脇の大銀杏の威容は忘れられません。
大和田建樹が「汽笛一声新橋を」と
鉄道唱歌を編んだのは明治33年、
西暦で1900年と云いますから、今から
丁度110年前のこと。
本当に別当公暁が源実朝を暗殺する時に
隠れていた銀杏の樹であるかどうかはともかく、
大和田建樹の頃すでに大樹であったものが
更に110年生き続けていたことに感銘を覚えます。
一度きりのご縁に感謝です。
旧暦〔睦月二十五日 二月節啓蟄〕
鎌倉在住の方のお話では、倒れた銀杏をひとめ見ようと
返信削除初詣なみの人出で大賑はひださうです。
>太郎冠者さん
返信削除そうでしょうねぇ。もう少し近ければ私も
出掛けて、小枝か樹皮のカケラをもらって
帰ることだろうと思います。