平年並みとのこと。人事のみならず、自然そのものに
とはいえ、それなりに歳末の慌しさというのはありますね。
日暮れの早さが忙しなさを加速するようです。
随分と前に年配の女性から「年寄りは気が急くのよ」と
言われたことがありました。
一緒に歩いていて、四車線の道路を渡ろうとしたところ、
歩行者用信号が点滅を始めましたので私は止まったのですが、
件の女性は脱兎の如く駆け出して渡り切ってしまいました。
後で「お元気なのは結構ですが危ないですよ」という私に、
返ってきたのが先程の言葉でした。
年を取る程、気持ちはのんびりとしていくのだろうと何となく
考えていた当時の私にはその意味が理解出来ませんでしたが、
今は少し分かるような気がします。
旧暦〔霜月朔日 十一月節大雪〕
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